Judee Sill / Judee Sill

70年代のアメリカのフォークシンガーJudee Sillによる1stアルバム。Asylum Recordsから出た最初のアーティスト。
この人はかなり過酷な人生を送っていたみたいです。父、兄を早くに亡くし、母の再婚した義父には暴力を受け家庭環境も悪く、母はアル中だったそうです。自身もドラッグに手を出し、強盗で服役しています。刑務所の中で、宗教音楽などを学んだそうでこのアルバムもその影響がうかがえます。
上品で優しい歌声に、素朴なギターやピアノが弾かれストリングスよるアレンジ。ほんとに素晴らしく良いアルバムだと思う。賛美歌のように穏やかで美しい曲ばかりです。聴きながら泣けてきます。彼女の穏やかではない人生と照らし合わせて聴くと何か込み上げてくるものがあるね。曲に託された思いとか‥音楽だけが救いだったんだろうな。
2ndアルバムを発売した6年後の79年に薬物過剰摂取により若くして亡くなっています。
70年代当時はあまり売れてはいなかったみたいです。死後、数十年後に再評価されているシンガー。1st、2ndがボーナストラック付きで再販されたり、3rdアルバム用に録音されてたデモ曲や未発表音源なども発売されてます。↓のリンク先からライブ音源が聴けます。