Enjoy Music Club

久しぶりです。サーバーの更新忘れてブログ消えてたけど、なんとかバックアップから復活させました。けどその後1年くらい放置。このやる気のなさ。気づけば昨日は誕生日でした。こんなことしてる場合じゃないけどブログ再開します。誰も見てなくてもひっそり更新します。

Enjoy Music Club /  FOREVER

2012年9月ごろ高円寺のアパートで、ひっそりと結成された宅録3人組ラップグループ。90年代の渋谷系やスチャダラパーなどの流れをくむ脱力系日本語ラップに、テレビや映画、漫画、ネットなどのオタク文化、ポップカルチャーに対する造詣も加わり、懐かしさのなかに新しさもあって、なんだか気になる一押しのラップグループ。

イケてない自分に対するモヤモヤ具合や、生活感が垣間見える何も起きない日常を切り取ったリリック、何ともけだるい雰囲気に強いシンパシーを感じます。それぞれの曲にストーリーがあって、ちょぴり切ない、やるせない気持ちを歌ってあります。歌詞聞いてるだけでも面白いです。そういうゆる~い感じを出しつつも、根底にあるポップミュージックに対する強い想いが感じられて、エンジョイミュージッククラブという名前通りハッピーに楽しめる、おしゃれでイケてる音楽に仕上がっています。

シェリル・リンの「Got To Be Real」や松本伊代の名曲「センチメンタルジャーニー」のトラックをそのまま使ってあったり、どの曲もバラエティに富んでいて、聴き飽きません。耳に残るメロディ、どこまでもキャッチーで、ロマンチックで、ハズレ曲なし。ずっと聴いていられます。

交友関係も広いみたいで、ゲストに思い出野郎Aチーム/中川理沙(ザ・なつやすみバンド)/プラスチック米/PR0P0SE(オノマトペ大臣&thamesbeat)/Homecomings/ 森雄大(neco眠る)/石指拓朗などの豪華メンバーが参加してます。

イケてないと言いつつ、お揃いの赤い帽子に黄色いジャケットをトレードマークにしたり、オタクの人が反応しちゃうキーワードをたくさん歌詞に入れて共感を誘ったり、かなり狙ってるなと。気づけばEMCのTシャツとトレーナーも買っちゃって、まんまと策にハマりました。かわいいステッカーもいっぱいもらいました。

EMCTシャツ来て、気分を上げて、福岡であった音楽フェスにも行ってきました。最高に最高に楽しかった。ほぼ観たいバンドで自分のためにあるようなフェスでした。来年も絶対行きたい。

明日からも頑張ろう。

Othello & The Hipknotics

Othello & The Hipknotics / Classic

ポートランドのHIP HOPグループLightheadedのMCでもあるOthelloとフェンダーローズ、サックス、ベース、ドラムからなる凄腕ライブ集団Hipknoticsがタッグを組んでセッションした生音ヒップホップバンド。

楽器隊と絡みつくようなリズミカルで軽快なMCが気持ちいい。ずっと聴いていられるベースと ドラムのグルーヴ感。ベースの音だけでもお腹いっぱいになれれる。音作りも良いし、フェンダーローズとサックスのしっとりとした音色といい、べた褒めしたくなる会心の出来のアルバム。ラップはこんなにもかっこいい。

ゴツくない軽やかでジャジーなヒップホップなのですんなりと耳に入ってきます。普段ヒップホップとか聴かない人でもどなたでも、万人におすすめできる一枚。

P.O.P

P.O.P / たのしいことばかりありますように

映画「SR サイタマノラッパー」シリーズで、ラップ監修を担当、伝説のDJタケダ先輩としても出演し、人気を博した双子のラッパー上鈴木兄弟によるヒップホップバンド「P.O.P」の1stアルバム。

公式サイトより
「僕ら双子はラップしかできない。本当は色々歌いたい。いろんな音楽をやってみたい。でも、僕らができるのはラップだけだった。だから好きなミュージックの全部を、ラップの方に引き寄せてみました。ヒップ・ホップ未満でもいい、楽しいラップを届けたい。」

いい感じに力の抜けたラップが気持ちいい、そして生バンドによるキレキレな演奏。ベースがかっこいい。タイトルやジャケットからもうすでにワクワク感が伝わってくる。とにかくポップでハッピーでたのしい音楽。 こんなかっこいい三十路になりたい。楽しく音楽してる感じとかほんと憧れる。19曲入っててボリュームもたっぷりです。映画を観てWatch meのMV観てこれはもう買わなきゃなと。

映画のサイタマノラッパーシリーズもほんとによかった。タイトルだけは 知っててずっとコメディ映画だと勘違いしてた。鬱屈した気持ちをもどかしくも彼らなりに表現しているテーマやメッセージ性の強い映画で、ラストシーンでグッときました。使われてた曲も良かったです。しばらくSHO-GUNGと征夷大将軍の曲が自分のテーマ曲でした(笑) 3作目が前作とは違って結構衝撃だった。同年代の人には是非観てもらいたい映画でした。

サイタマノラッパーの入江監督によるMV

バーベキューしたくなる。

Alphabets

Alphabets / なれのはてな

トラックメイカー、DJ、ラッパーとして国内の様々なイベントに出演している「やけのはら」と 映像作家としても活動している「かまさん」によるユニットAlphabetsの幻の1stアルバム。

ヒップホップを軸にしながらポップス、ニューウェイブ、テクノ、ハウス、フォーク、レゲエなど多種多様なエッセンスをとり込み、独創的で、良い意味でチープなサウンド。中毒になるくらい甘々なポップさ。

おもちゃ箱をひっくり返したようなごちゃ混ぜでカラフルなサンプリングトラックに2人の気の抜けたようなリズミカルなMC、斬新な言葉遊びも面白く、だんだん癖になる。ふざけてやってるようで、彼らの複雑な思いやメッセージ、新たな挑戦が見え隠れするユーモアに溢れたなんだか気になる1枚。この独特な魅力に不思議とはまってしまった。

Hymie's Basement

Hymie’s Basement / Hymie’s Basement


Why?のフロントマンであるYoni Wolfと曲者なFogことAndrew BorderによるキテレツユニットHymie’s Basement。2003年にWarp Records傘下のHip Hopのレーベル、Lex Recordsよりリリース。

FogもWhy?も大好きな自分としてはこのアルバムは避けて通れません。インディー的なチープな音に、ゆるゆるなヴォーカル、ラップと宅録っぽいローファイなサウンド。1曲目の21st Century Pop Songからこの人たちの世界に引き込まれます。けどその後から特に後半にかけては、曲の印象がだいぶ印象が変わっていきます。だんだんと暗くてちょっと不気味さを醸し出すサウンドへ。ひとりよがりなアングラ音楽だけど、やっぱり聴いてしまう何だか気になるアルバム。

どっちかと言ったらFogよりな、実験的な音楽性のほうが強めです。相変わらずな力の抜けたサウンド、変わってるけれどやっぱりこの人たち好きだ。けど声を大にして好きです!って周りには言い難いような音楽(笑)  好きな人だけでいいんです。