Koenji Hyakkei

高円寺百景 / Angherr Shisspa

80年代~から現在も、様々なバンドやセッションで国内のみならず海外でも精力的に活動している ドラマー、吉田達也率いるプログレバンド、高円寺百景による2005年リリースの4thアルバム。

はじめてこのバンドを聴いたときは、日本にもこんなにかっこいいバンドがいるんだ!と興奮しました。 ライブが観てみたいです。日本が世界に誇れるバンド!

初期のアルバムはハードコア色の強い、野性的なサウンドが印象的でしたが、4thアルバムは、 渋さ知らズなどでも活動しているサックス、クラリネット奏者の小森慶子の加入によりチェンバーロックの要素も加わり、より洗練されたサウンドになりました。オペラソプラノヴォーカリストの山本響子の力強いヴォーカルも入り、より一層楽曲を盛り上げています。

クラシック、フリージャズ、民族音楽的なアプローチを、抜群の演奏力で昇華し、 唯一無二のプログレッシブオペラになっていて、高密度な音圧と幅広い音楽性に圧倒されます。

吉田達也の手数の多い超絶なドラミングももちろん必聴です。プログレというと、ちょっと小難しくてマニアックなイメージがあるけど、高円寺百景はポップな所も あって聴きやすいから好きです。なんかもう凄すぎてコミカルでもある。聴くとテンション上がります。

Serph

Serph / Heartstrings

1st、2ndを聴いてすっかり虜になったSerphの3rdアルバムが発売されました。

前作と路線は変わらずメロディアスでファンタジックでジャジーなアプローチもある電子音楽。今回はストリングスが結構使ってあってよりドラマチックに。次々に魅せてくれる展開も聴き応え抜群。この人のは、リズムの組み込み方とかも好きです。

ジャケットも前回と同じくイラストレーターの河野愛さんが手がけられてます。幻想的で描き込まれてて、見てると楽しい。

なんか聴いてたら泣きそうになるくらい良い。PVもかわいくて素敵です。

タワレコで買ったら、缶バッジがついてたんですけど、レーベルのnobleで直接買ったら未発表音源が入った特典CDが付いてくるらしい‥そっち買えばよかったかな。。聴きたい。

myspace

Kazumasa Hashimoto

Kazumasa Hashimoto / Yupi

作曲家、ピアニストとして活動している日本人アーティスト橋本和昌による2003年にPlopからリリースされた1stアルバム。

ピアノの美しい響きにフィールドレコーディングされた音や、電子音が心地良い瑞々しくも幻想的なエレクトロニカ。音の使い方とかアレンジも良くて聴き応えあります。

ドイツやイギリスなどヨーロッパでもその音楽性が評価され、海外でも活躍されてます。小さい頃からクラシックピアノの教育を受けてたり、音大に進学し作曲を専攻してたそうです。音楽的素養のある人はやっぱり違うなと思った。

映画「トウキョウソナタ」の音楽も手がけてます。World’s End Girlfriendとかのアルバムにもピアニストとして参加しているらしい。最近のこればかりベビロテしてます。

myspace

Ametsub

Ametsub / The Nothings of The North

2006年に1stアルバム「Linear Cryptics」をリリースし、その後、world’s end girlfriendやnhhmbaseのサポートもしているドラマーJimanicaとの共作「Surge」をリリースし好評を博したAmetsub。今回紹介するのは、そんなエレクトロニカ界から大注目を集めるAmetsubによる去年リリースされた2ndアルバム「The Nothings Of The North」です。このアルバムを作るためにしばらく北欧に行ってたらしいです。

とても凝った作りのエレクトロニカ。冷ややかなビート、ノイズや溶け込むピアノの音、細かい音作りとか、音の配置の仕方とかも絶妙です。なんだかストイックに小難しくて斬新なことしていて、めちゃくちゃかっこいいです。ピアノの単音の響きにハッとさせられて、感動すら覚えるよ。綿密に計算しながら作ってるんだろうな。前作のJimanicaとのコラボアルバムも良かったけど、これはもっと好きだ。エレクトロニカ史に残る名盤になりそう。めちゃくちゃ良いです。聴き込むほどに新しい発見があるスルメ盤。

myspace

Takashi Wada

Takashi Wada / Araki

現在はベルリンを拠点に活動している日本人アーティスト和田崇志による2ndアルバム。2006年にドイツのレーベルOnitorからリリース。

ピアノやギター、フルートなどの生楽器にフィールドレコーディングされた音や、プログラミングされた音が自然に溶けこんでいる瑞々しくてビートが心地よい上質なエレクトロニカ。

タイトルの「Araki」とは彼の亡くなった祖父の名前で、そのことからインスピレーションを受けているみたいです。こんな穏やかで綺麗なアルバムだから、きっと優しくて良いおじいさんだったんだろうなと勝手に想像してます。

この人は16歳の時にニューヨークに留学、19歳でパリに渡り、大学に通いながら音楽の勉強をして21歳でデビュー。その後、活動の幅を広げるためにベルリンへ移住したそうです。そんな映画の主人公になりそうな経歴もかっこいい。笑

myspace