Ken Ikeda

Ken Ikeda / Mist on the Window

池田謙は1964年生まれ、現在はニューヨークを拠点に活動しているサウンド、ヴィジュアル・アーティスト。このMist on the Windowは2007年にSpekkからリリースされた3rdアルバム。

冷ややかな質感を持ったエレクトロニカ、音響作品。だいぶ前の古いFMシンセ(DX7)と板に釘をいくつも打ち付け、そこに輪ゴムを引っかけてある「ストリングス・デコーダー」と名付けられた自作楽器を使用しています。

実験的な試みがみえるアルバムだけど、時間の流れを忘れさせてくれるようなゆったりとした作風で気に入ってます。繊細な音の揺らぎ、響きが味わえるリラクゼーションアルバム。寝る前に良い。

Pochakaite Malko

Pochakaite Malko / Laya

高円寺百景にいた桑原重和とGhostの荻野和夫を中心に96年に結成されたプログレバンドPochakaite MalkoこのLayaは2004年リリースの2ndアルバム。ジャケも曲名、楽曲も独特な不気味さを漂わせてます。

強烈にヴァイオリンが鳴り響くチェンバーロックなサウンドに民族音楽的な要素も加わってより一層、怪しげな雰囲気を出してます。ギュッと詰まった音の密度に、複雑な変拍子。。圧倒的な演奏力を持ってます。このバンドかっこよすぎ。

ポチャカイテマルコというバンド名はブルガリア語で「ちょっと待ってください」と言う意味らしい。

Susumu Yokota

Susumu Yokota / Symbol

92年にデビューしてからテクノ、トランスアンビエントなどの数多くの作品をリリースしているミュージシャン、ヨコタ・ススム。このSymbolは2004年のリリース。

このアルバムはクラシックや現代音楽をサンプリングしてあって、そこに電子音などを加え、この人なりの解釈で聴かせてくれる。

なんか安易にクラシック+エレクトロニカ、適当に切り貼りしましたってわけじゃなくちゃんと一つの作品としてしっかり構成されててセンス良い音楽です。美しい。とか言いつつネタ元の曲ちゃんと聴いてないからあんま適当なことは言えないけどね。とにかくすごく好みな音楽でした。

この人のは、近年のアンビエントっぽいのしか聴いたことないけどベテランだけに安心して聴ける。

これも良いけどネタ元のクラシック曲もちゃんと聴いてみたくなりました。

myspace

Serph

Serph / Vent

東京在住の20代男性アーティストSerphによる2ndアルバム。1stを出してたElegant Discからレーベル変わってnobleよりリリースです。

久しぶりに自分の中でヒットしました。メロディラインが美しくてポップなエレクトロニカ。時折みせるジャズ的なアプローチもかっこいいです。かわいらしくファンタジックな世界観の楽曲は現実逃避にはもってこいです(笑)

所属レーベルのnobleでは25日までの期間限定でSerphによるクリスマスソングを無料配信してるみたいです。お早めに。

myspace

高円寺百景

高円寺百景 / Hundred Sights of Koenji

フランスのプログレバンド「マグマ」に影響されて日本が世界に誇るドラマー吉田達也が、1991年に結成したプログレバンド高円寺百景このアルバムは1994年にリリースされた1stアルバム。

ヴォーカルの久保田安紀のオペラチックな力強い声が印象的。というかメンバーみんなで大合唱してます。歌詞もマグマのコバイア語と同じく造語みたいです。どの曲もパワフルでかっこいい。

吉田達也のドラムもやっぱり凄まじいです。そしてこの人は声もいい声してる。

この1stは2007年にドラムが再録されたリミックス盤(正確にはリミキシング盤?)が出ました。そっちはチューニングとかもかわってて音圧も上がり、ドラムの音の輪郭がはっきりしてます。けどやっぱり違和感も感じるし曲全体としてならオリジナルのほうが好きかも。と言いつつドラムばっか聴いちゃうから再録盤をよく聴いてる。

高円寺百景というバンド名は初期メンバーがほとんど高円寺在住だったことからついた名前らしい。吉田達也を中心として時期、アルバムごとにメンバーが抜けたりかわったりしてます。

この人はほんとに凄いと思う。ドラムの上手さだけじゃなく自分が生まれる前から今も、長い期間数多くのバンドやセッションをやってて活動範囲が広すぎる。

myspace