jonsi

jonsi / Go

アイスランドを代表するバンドSigur rosのフロントマン、Jonsiの去年リリースされたソロアルバム。

ヨンシーはSigur Ros以外の活動では、パートナーのアレックスと一緒にリリースしたアルバム 「Riceboy Sleeps」もあるけれど、今作はそのアルバムみたいな、揺らめきのあるアンビエントな楽曲ではなく、Sigur rosの前作「Með Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaust」の延長線ともとれる ようなアコースティックで、アップテンポなパーカッションが響き渡る躍動感のある楽曲が多いです。

Sigur Rosで見られたような神秘性に加え、今までにないくらいカラフルで明るく希望に満ちたサウンドに仕上がってます。自身のやりたいことを自由に詰めこんで、新たな広がりを魅せています。

PVもJonsiらしさがでています。かっこいいです。

Goldmund

Goldmund / Malady of Elegance

様々な名義で活動するペンシルバニア州出身のエレクトロニカミュージシャンKeith KenniffによるGoldmund名義での2ndアルバムMalady of Elegance2008年にイギリスのType Records よりリリース。

淡い白黒写真のジャケットが印象的です。Keith KenniffはHelios名義での活動が多分一番有名だけれど、このアルバムはHeliosで 聴けるようなエレクトロニカな作品ではなく、ピアノを中心に構成されたシンプルな音楽です。ピアノの音数も少なくて本当に静かなアルバム。何も邪魔するものはなく、その場に溶け込む心地良い音色。寝る前によくかけてます。

Koenji Hyakkei

高円寺百景 / Angherr Shisspa

80年代~から現在も、様々なバンドやセッションで国内のみならず海外でも精力的に活動している ドラマー、吉田達也率いるプログレバンド、高円寺百景による2005年リリースの4thアルバム。

はじめてこのバンドを聴いたときは、日本にもこんなにかっこいいバンドがいるんだ!と興奮しました。 ライブが観てみたいです。日本が世界に誇れるバンド!

初期のアルバムはハードコア色の強い、野性的なサウンドが印象的でしたが、4thアルバムは、 渋さ知らズなどでも活動しているサックス、クラリネット奏者の小森慶子の加入によりチェンバーロックの要素も加わり、より洗練されたサウンドになりました。オペラソプラノヴォーカリストの山本響子の力強いヴォーカルも入り、より一層楽曲を盛り上げています。

クラシック、フリージャズ、民族音楽的なアプローチを、抜群の演奏力で昇華し、 唯一無二のプログレッシブオペラになっていて、高密度な音圧と幅広い音楽性に圧倒されます。

吉田達也の手数の多い超絶なドラミングももちろん必聴です。プログレというと、ちょっと小難しくてマニアックなイメージがあるけど、高円寺百景はポップな所も あって聴きやすいから好きです。なんかもう凄すぎてコミカルでもある。聴くとテンション上がります。

BT

BT / This Binary Universe

アメリカのエレクトロニカ、トランス系のミュージシャンBT(Brian Transeau)による2006年にリリースされた5枚目のアルバム。

BTといえば一般的にトランスよりなイメージがあるかもしれないけど、この「This Binary Universe」は質の高いエレクトロニカ作品。トランスよりなBTは好みじゃないし、別のアルバムはほとんど聴いてません。他のアルバムはジャケットもダサい(笑)というか自分はこのアルバムの曲を聴いて、初めてBTを知りました。

このアルバムはCDとDVDの2枚組です。むしろDVDがメイン。グラフィックアーティストやアニメーターによる映像作品のBGMとも言える感じの作品で、全曲インストゥルメンタルです。どの曲も完成度が高すぎます。

プログラミング言語で6ヶ月かけて書かれた曲(?)や、黄金比などの数学的な考え、計算に基づいた曲、電子楽器の回路を改造して新しい音やノイズを作るサーキットベンディングの手法も使ってあります。どの曲にもこだわりが感じられます。

映像のほうも緻密に計算されていて、めちゃくちゃかっこいい。7曲目のGood Morning KaiaはBTの愛娘のために作られた曲みたいです。

素晴らしすぎる曲。音楽を超えた芸術。

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Misophone

Misophone / Be Glad You Are Only Human

イギリスのブリストル出身のポップソングを長年作り続けているベテランS. HerbertとM.A. Welshによるユニット、Misophoneの2ndアルバム。

フォーキーで様々な楽器を使ってある、レトロな雰囲気のポップソング。古い楽器のパーツを組み合わせて作った楽器も使ってるそうです。アコーディオンやヴォーカルのソフトな響きに加えブツブツと入るノイズやオルゴールの音、動物の鳴き声なども重ねてあって温かみのある音作り。ポップなだけじゃないゆったりとしたノスタルジックで静かな哀愁や、ヘンテコな世界観があって好き。

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