Neutral Milk Hotel

Neutral Milk Hotel / In the Aeroplane Over the Sea

The Olivia Tremor ControlのメンバーだったJeff Mangumによる宅録ソロ・ユニットNeutral Milk Hotelの1998年リリースの2nd

The Apples In Stereoなどで有名なレーベルElephant 6周辺のバンドです。日本じゃあまり知名度は高くないみたいですが、Arcade FireやFranz Ferdinandにも影響を与えてる伝説的なバンドみたいです。

かき鳴らすアコギに、クセのある力強いヴォーカルが印象的。ヘンテコでポップ、サイケ風味、ローファイ具合がたまらない。管楽器やアコーディオンによる曲のアレンジも面白くて、聴きこむ度にはまっていく中毒スルメ盤。

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Badun

Badun / Badun

デンマーク出身の3ピースバンドBadunによるデビューアルバム。

ツボにはまりました。初めて聴いたときは興奮した。このポップでかわいいジャケットからは想像できないくらい、めちゃくちゃクールで緻密なサウンド。

実験的、フリージャズ的な生楽器の質感に、フィールドレコーディングされた音、電子音、ノイズも綿密に配置されてる。そして、超絶にかっこいいドラミングが曲を引き締めてます。曲の展開も様々に変化し、絶妙な緊張感を持った音楽。

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Ken Ikeda

Ken Ikeda / Mist on the Window

池田謙は1964年生まれ、現在はニューヨークを拠点に活動しているサウンド、ヴィジュアル・アーティスト。このMist on the Windowは2007年にSpekkからリリースされた3rdアルバム。

冷ややかな質感を持ったエレクトロニカ、音響作品。だいぶ前の古いFMシンセ(DX7)と板に釘をいくつも打ち付け、そこに輪ゴムを引っかけてある「ストリングス・デコーダー」と名付けられた自作楽器を使用しています。

実験的な試みがみえるアルバムだけど、時間の流れを忘れさせてくれるようなゆったりとした作風で気に入ってます。繊細な音の揺らぎ、響きが味わえるリラクゼーションアルバム。寝る前に良い。

Pochakaite Malko

Pochakaite Malko / Laya

高円寺百景にいた桑原重和とGhostの荻野和夫を中心に96年に結成されたプログレバンドPochakaite MalkoこのLayaは2004年リリースの2ndアルバム。ジャケも曲名、楽曲も独特な不気味さを漂わせてます。

強烈にヴァイオリンが鳴り響くチェンバーロックなサウンドに民族音楽的な要素も加わってより一層、怪しげな雰囲気を出してます。ギュッと詰まった音の密度に、複雑な変拍子。。圧倒的な演奏力を持ってます。このバンドかっこよすぎ。

ポチャカイテマルコというバンド名はブルガリア語で「ちょっと待ってください」と言う意味らしい。

Judee Sill

Judee Sill / Judee Sill

70年代のアメリカのフォークシンガーJudee Sillによる1stアルバム。Asylum Recordsから出た最初のアーティスト。

この人はかなり過酷な人生を送っていたみたいです。父、兄を早くに亡くし、母の再婚した義父には暴力を受け家庭環境も悪く、母はアル中だったそうです。自身もドラッグに手を出し、強盗で服役しています。刑務所の中で、宗教音楽などを学んだそうでこのアルバムもその影響がうかがえます。

上品で優しい歌声に、素朴なギターやピアノが弾かれストリングスよるアレンジ。ほんとに素晴らしく良いアルバムだと思う。賛美歌のように穏やかで美しい曲ばかりです。聴きながら泣けてきます。彼女の穏やかではない人生と照らし合わせて聴くと何か込み上げてくるものがあるね。曲に託された思いとか‥音楽だけが救いだったんだろうな。

2ndアルバムを発売した6年後の79年に薬物過剰摂取により若くして亡くなっています。

70年代当時はあまり売れてはいなかったみたいです。死後、数十年後に再評価されているシンガー。1st、2ndがボーナストラック付きで再販されたり、3rdアルバム用に録音されてたデモ曲や未発表音源なども発売されてます。↓のリンク先からライブ音源が聴けます。

Judee Sill – Unreleased Concert Recordings